8月18日
ライフスタイルが変わるということは、どういうことなのだろうか。
例えば、人々が和風の家から洋風の家に住み始めるとその家におく様々な家具や生活の道具は、その形を変えていく。ビジュアル的にもその家の景色に家具のデザインは馴染まなくなり、極端な場合はそれらの道具の形は毎日の生活に支障をきたすことが出てくるかもしれない。
人は自然と生活の形を変えていく。衣食住の世界で時間をかけてゆっくりと全てが変わっていく。
そして、私たちは、それを「新しい時代がやってくる」というかもしれない。
8月17日
お盆が終わって、人の世界は大雨の中で苦しんでいる。
温暖化、脱炭素、ウイルスに汚染された世界、仮想通貨、世界の覇権、独裁者の悲哀、SDGsと世界はさまざまな価値の変化と新旧の入れ替わりの中で動いているという。
古い時代の価値を変えることはできないともいう。新たな価値を作り上げることはできても、古い価値をリニューアルすることはできない。それは、ただ古い価値を守ろうとする抵抗勢力を力づけるだけのことだということなのだろうか。
新聞を読んでいて、世界の通貨の覇権争いを進めようとする中国と米国の話は、デジタル通貨の将来を言い得ていると思った。かたやエルサルバドルのビットコインを国の法定通貨にする話やFACEBOOKのザッカーバーク氏の米ドルと連動させたディエムUSDの記事は、世界の通貨の行方を暗示している。所詮楽天のポイントも大規模小売店のポイントも見方を変えれば、彼らが作るデジタル通貨だと思ってみれば納得がいく。
ビジネスの世界の新たな価値作りは、芸術的領域に入ったのかもしれない。新たな、過去になかった芸術の形式を生み出す行為は、多くの人々から認められるのには時間がかかることなのかもしれない。
足元の価値をリニューアルという形でこねくりまわすことは、少なくともビジネスの世界ではやめたほうがいいということだろう。