
私たちは、この時代にペットや人のための仏壇や骨壷をインテリアボックスのように作りました。
デザインした人間は、肺がんになり入院中ですが、また戻ってくるのでしょう。
ある人に言われました。
まだ多くの人は、ここまで来ていない。
相変わらず、昔のままの黒塗りの仏壇やあの白い骨壷を使って儀式を昔のままにやっている。
みんなそういうものだと思っている。
私たちは、厳粛な死とどう向き合えばいいのでしょう。
私は、母の死にYouTubeの般若心経を流しながら、棺に花を一輪添えて彼女を荼毘にふしました。
そして、この仏壇の中に彼女の遺骨を入れ、いつも私の居間に置いています。
今の所、父の墓に入れるつもりはありません。
彼女は墓に入れずに、成仏できずに彷徨い続けているのでしょうか。